大量発生中のバッタが中国や日本に来ることはあるのか?影響についてまとめ

社会情勢

バッタが作物を食いつぶす!現在、一部のアフリカ・中東で大量発生中のバッタが日本や中国に来ることはあるのか?日本にどんな影響があるのか?という点について、心配している方は少なくないはずです。

この記事では、大量発生中のバッタに焦点を当てて、以下のような点についてご紹介しています。

大量発生しているバッタの概要と現在の状況
日本や中国と行ったエリアに来る可能性について
大量発生中のバッタが日本に与える影響

大量発生中のバッタの概要と現在

アフリカ・中東を中心に大量発生しているバッタ。食料の供給に影響を与えると見られている恐ろしいバッタの概要や現在の状況について、まとめました。

どんなバッタが大量発生している?

現在、大量発生しているバッタは、「サバクトビバッタ」というバッタで、主にアフリカ、中東、アジアと行った国で、活動しているバッタです。

特徴的な側面として、移動が早い・長いという点があり、今回の大量発生による作物への影響を与えた原因の一つになっています。

見た目としては、日本で言うところのトノサマバッタに似ていますね。

通常は、上記したようにアフリカ(サハラ砂漠)、中東(アラビア半島)、アジア(インドの中でも北部が多い)にて生息しています。

しかし、気候等の環境の変化によって大量発生するタイミングがあり、大量発生すると早く・長く移動するという習性から、カリブ海にまで行った事も・・・(カリブ海は南米の北にある海)

現在、どこに発生しているのか

もともと、今回の大量発生した要因は、中東やアフリカを中心に、2018年あたりからサイクロンが複数回発生した事が要因と見られています。

このような荒れた天気(雨が多くなると)になると、サバクトビバッタは元気になり、繁殖が活発になります。

今回は、まずはじめに中東で繁殖が活発し、東アフリカに渡りました。また、アフリカでもサイクロンが発生していたため、サバクトビバッタの繁殖にはうってつけの環境だったため、アフリカの環境(防除出来るような)等も相まって、サバクトビバッタが一気に増えました。

現在は、インドにまでサバクトビバッタの群れは向かっており、アフリカ~アジアまで作物へを中心に大きな被害をもたらしています。

一部では、世界的に広がっている脅威の影響で、バッタへの対策が柔軟に行えないという側面も出ているようです。

過去にも、このように一定の条件がクリアされた環境があると、農作物への甚大な被害がもたらされており、21世紀では2003年~5年にかけてのものが、最近の例となっています。

 

日本や中国に来る可能性は低い

アフリカや中東というと、日本からかなり距離もあるので、少し他人事のように感じてしまう方も少なくないでしょう。

しかし、インドまでサバクトビバッタが来ているとなると、「日本や中国に来るリスクがあるのでは?」という点を心配する方も少なくないでしょう。

インドと中国はつい最近軍事的な衝突したくらい隣接国になっていますし、中国にサバクトビバッタがやってくると、日本もいよいよ・・・と感じてしまいますよね。

しかし、現時点ではそれほど心配する必要はありません。サバクトビバッタの生体・日本の立地から考えると、サバクトビバッタが日本にやってくる可能性は低いです。

まず、簡単に想像出来るのは日本は、島国であるという事。中東からアフリカに渡ってしまうくらい移動する能力のあるサバクトビバッタですが、やはり島国日本に来るとなると、それだけでハードルが存在しているのは事実です。

また、サバクトビバッタはもともと中東やアフリカ等、乾燥した地域に生息している虫なので、湿度があまり得意ではなく、インドに到達したとしても、そこから東に向かった例はこれまでありません。(ヒマラヤ山脈を超えられないのが、中国への障壁に)

また、気温の観点からみても、乾燥して温かいところにいる虫なので、例えば日本の10度を切るような気候では、完璧な状態で活動できないと見られています。

日本のバッタ嫌いの方々はひとまず安心して頂いても、大丈夫です。

大量発生しているバッタが日本に与える影響は?

次に気になるのは、いくら日本に来ないと行っても、農作物への被害・インドまで来ているとなると、影響はあるのでは?という点でしょう。

現在、サバクトビバッタの影響という観点から見た時に、最も警戒されているのは、アフリカです。今回の世界中に広がったあの脅威はもちろんですが、それに加えて洪水、バッタの大量発生と、かなりたくさんのリスクが見込まれており、社会的に大きな不安が広がるのでは?という見方が少なくありません。

また、単純にサバクトビバッタは、本当にたくさん食べます。(個体で見ると、自分と同じ体重の量を毎日)

群れの規模によってもその被害の大きさは異なりますが、一般的な大きさのサバクトビバッタの群れは、一日2000~3000人分の食料を食いつぶすと言われており、これが現在何倍も発生している訳ですから、その被害は膨大です。

このような点を考慮すると、経済的・国際情勢的に日本に全く影響がないとは言い切れませんね。

食糧という観点で見た時に日本は、平成の米騒動なんて言われた90年代の不作以降、お米を備蓄しておく制度があり、麦や穀物等についても民間を含めた国全体として、数カ月は耐えうる備蓄を行っています。

そのため、すぐに食糧難なるという事は考えられませんし、上記した制度の影響でお米については国が100万トン規模で管理しているので、すぐに食糧難を心配する必要はありません。

大量発生しているバッタは単純に怖い

YoutubeやTwitter等で、大量発生したバッタの映像が確認できますが、背景にあるいろんなリスクはもちろん、単純に群れになるとかなりの数なので、単純にビジュアルとして怖いという印象を受けました。

この状況は、雨量によって大きく変化されるようで、雨量が収まると大量発生も収まる可能性が大きいとの事。

2020年は日本のみならず、本当に世界的に困難が多いような気がします。

 

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