愛の不時着のモデルとなった「チョン・ヤン」女優越北事件とは?実話を解説

テレビ番組

愛の不時着が韓国で歴代TOP3に入る視聴率を記録し、Netflixを媒体とし、日本でも大きな話題を集めましたね。

大ヒットしたこの作品ですが、実話がモデルになっていると知っていましたか?

この記事では、愛の不時着のモデルとなっているチョン・ヤンが当事者となった「女優越北事件」について、

  • 女優越北事件の詳細
  • 愛の不時着のモデルとなった経緯
  • チョン・ヤンの現在

という観点から、愛の不時着のモデルとなった実話の事件についてご紹介していきます。

「チョン・ヤン」の女優越北事件が実話

まず、はじめに愛の不時着のモデルとなった、実話である女優越北事件について詳しくご紹介していきたいと思います。

事件の概要

女優越北事件について非常に簡単にまとめると、2008年に発生した韓国の女優「チョン・ヤン」を乗せた船が、漂流し北朝鮮に到着してしまった事件を指しています。

愛の不時着では、パラグライダーに乗った主人公が、北朝鮮と韓国との非武装地域に飛んでしまうという内容で、そこで出会った北朝鮮軍の彼と仲良くなってしまう・・・

なんていう内容ですが、女優越北事件をモデルとした実話では、船であったということになりますね。

悪天候であった事から遭難

もちろん、実話の女優越北事件にて、チョン・ヤンさんの一行がわざと北朝鮮に向かった訳ではありません。

船にのって、釣り等を楽しんでいたようなのですが、知らないうちに悪天候になり、波に飲まれて知らないうちに・・・

というのが、女優越北事件に繋がった直接の要因のようです。

ちなみに、女優越北事件では、チョン・ヤンさんを含め、乗客が2時間程度漂流してしまったようです。

悪天候の中、船が漂流していて2時間というのは結構ハードですね。船に慣れていないと船酔い不可避です。

到着したのは北朝鮮であった・・・

チョンヤンさん達は、やっと落ち着ける陸地を見つけた・・・

っと思って、陸上に上がれば、少し容姿に違いは見られるものの、同じような見た目の人物を発見し、安心んしたようです。

(海外の可能性もあるため)

韓国人だと思い、仁川(元々、遭難した周辺の場所)の場所を尋ねると

「今すぐに戻った方が良い・・・」

という言葉が帰ってきた模様。ここで、チョンヤンさんたちは、自身がどこに居るか、すぐに理解出来たようです。

というのも、韓国と北朝鮮は同じ言語を利用しているため、意思疎通は図れたようなのですが、どうやら方言がおかしい。

アドバイスしてくれた方の言葉が、「北朝鮮で利用されている方言」だったようなのです。

日本だと2時間やそこらではそうそう海外に漂着しちゃうなんていうイメージはあまり湧きませんが、やはりここは隣国同士特有のエピソードという感じがしますね。

攻撃を受けながらなんとか脱出

自身がどこに居るか理解したチョンヤンさんは、黙ってココにいるわけには行きません。

急いで船に乗り、現在いるのは北朝鮮なので南に向けて出来る限りのスピードで、海を渡ります。

しかし、バリバリに武器を持った北朝鮮軍には既に存在を悟られていたようで、警告放送が開始。

もしも捕まってしまえば、身の安全は保証されないので、必死に北朝鮮からの脱出を図りました。

その後、北朝鮮の船はチョン・ヤンさんが乗る船に向けて、警告射撃を開始。

なんとか、逃げ切り事が出来、韓国に戻ってくる事が出来ました。

ちなみに、女優越北事件ではチョン・ヤンさんが自ら北朝鮮に渡ろうとしたのでは?という疑惑が、韓国当局から掛けられて、調査が行われました。

最終的には、身の潔白は証明され、愛の不時着の実話は幕を閉じる事になります。

報道ベースでは男性の存在はあまり出ていない

愛の不時着では、セレブな韓国人女性と北朝鮮軍に所属しているイケメンが禁断の恋をしてしまう・・・

と言ったのが、大きな要素というか、それが主な見どころとなっていますよね。

愛の不時着のモデルになったという事で、女優越北事件についても何らかのロマンスがあったのでは?と調べてみましたが・・・

そのような情報を発見する事は出来ませんでした。

韓国の女優が北朝鮮に一時的にでも渡ってしまったので、当然ではありますが、韓国の報道でも当時は大きく扱っていたようですね。

韓国の報道もチェックしてみましたが、報道ベースでは少なくともロマンスを感じられるような内容は存在していませんでした。

もしかすると、愛の不時着のヒットに伴って、新たな情報が出てくる可能性はありますが、少なくとも今出ている情報では、上記したような情報が女優越北事件の実話のようです。

ちなみに、この事件の当事者となったチョン・ヤンさんは現在結婚されており、夫は中国系のオーストラリア人のようです。(金融関係という情報もあり)

また、3人のお子さんを授かっているようで、非常にお幸せに暮らしているようですね。

きっと、女優越北事件について、いつかお子さんに語られる事間違いありません。

 

 

 

 

 

愛の不時着のモデルになった経緯とは

次に、女優越北事件が愛の不時着のモデルになった経緯についてご紹介していきたいと思います。

愛の不時着の脚本家が目を付けた

愛の不時着の脚本家は「パク・ジウン」という方になっており、この方が当時報道された女優越北事件を見て、興味が湧いた事から、愛の不時着のモデルとなったようです。

実は、愛の不時着のような韓国と北朝鮮の間の恋といったテーマや、船で不時着すると言ったテーマのドラマは存在してまいました。

(踊るJSA等)

実際に、女優越北事件は船で北朝鮮に漂流した事件になっていますが、それはあくまでモデルであって、過去の作品とかぶらないようにするためには、船で漂流したという設定を変えたかったようです。

そのため、パラグライダーというのが、構想の1つに出てきた模様。

というのも、韓国では過去にパラグライダーで30km離れた地域に飛ばされたなんていう事件が発生しており(2011年)、それ以外にもパラグライダーで飛ばされた系の事件は海外の事例を含めると、複数発生している模様。

つまり、愛の不時着におけるパラグライダーの設定については、このあたりがモデル・発想の原点となった可能性が高そうですね。

韓国と越北

また、脚本家のパク・ジウンは、愛の不時着の制作に伴って、過去の越北事例(意図しないものを含める)をかなり調べたようで、昔の事例もかなりモデルになっている、もしくはアイデアの1つとなっている可能性はあります。

そもそも、韓国と北朝鮮における越北とは、元々北朝鮮の考え方に同意して、自身から韓国からの脱出&北朝鮮入国を指す言葉のようですね。

近年では、韓国と北朝鮮の実力差は明らかになっていますし、わざわざ北朝鮮に入国する方はそれほど多くないようですが、戦後の混乱していた時代にちょくちょくと見られたようです。

ちなみに、この越北という行為は韓国国内で明確に禁止されており、韓国国内の当局の了承なしに、越北を行うと取り締まられる模様。

韓国と北朝鮮の難しい国家間の関係を表していますね。

このような点を考慮すると、愛の不時着というのは単なるロマンスというものではなく、越北というのを大きなテーマに、愛の不時着に関連しうる様々なモデルを探した結果、出来たドラマと言えるかもしれません。

何れにせよ、計算され尽くしてますよね・・・そりゃヒットします。

また、愛の不時着では北朝鮮の兵士にも焦点があたっていたと思います。その点だと、以下の本は是非チェックしていただきたいですね。

こちらの本は、あまりロマンスとは関係のない話ではありますが、厳しい現実に置かれている北朝鮮兵士を非常に事細かく、記載されています。

愛の不時着で、少しでも北朝鮮やその兵士に興味が出て、実情を知りたい!という方にはぜひ手にとって頂きたいです。

 

 

 

 

まとめ

この記事では、愛の不時着のモデルと言われる女優越北事件を実話に沿って解説、モデルとなった経緯についてご紹介させて頂きました。

ロミオとジュリエット効果じゃないですけど、障害のあるロマンスってやっぱり人を引き込む力がありますよね。

障害が大きければ、大きいほど。

 

 

 

 

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