毎年、毎年、話題になり同時に問題視される事が多い渋谷のハロウィン。
しかし、これまで規制が求められてきた事、2020年は流行している病を含めて、中止される可能性がかなり高いかも・・・
なので、今回は2020年の渋谷ハロウィンについて、
- いつから渋谷ハロウィンはこうなったのか
- 規制を求める声はそもそもあった
- 2020年で中止になる可能性はどのくらい?
といった点をご紹介していきたいと思います。
毎年大盛りあがり?の渋谷ハロウィン
若者が集い、日本で最も人口密度が高くなるイベントと言えば、渋谷のハロウィンです。
中止や規制の可能性を探る上で、気になるその発端についてご紹介したいきたいと思います。
2011年ぐらいから・・・
SNSやGoogle トレンドの情報を参考にすると、2011年以前というのは、ハロウィンに関する情報はほぼありません。
そのため、仮にこの年代に渋谷に仮装して出向き、ハロウィンを楽しんでいる人物が居るとすれば、かなりハロウィンにおいてかなり玄人な可能性が高そう。
YoutubeやTwitterといった媒体で、ちょこちょことハロウィンに関する情報が見られるようになったのは、2011年からです。
上記の動画は2011年のもののようで、昨今の渋谷ハロウィンと比較すると、かなり控えめ(人の数も、仮装も)ですが、このあたりから渋谷のハロウィン文化が始まったと言えるでしょう。
本格的になったのは2012年
2011年までは可愛いレベルだった渋谷のハロウィンも、2012年になると、かなり本格的なものになってきました。
以下の動画が参考になります。
Googleトレンドもかなり盛り上がっている
こちらも昨今のものと比較すると、まだマシな気もしますが、かなり人が集まっている事が分かりますね。
ただ、報道ベースではそれほど規制や中止といった関連の情報が見られる事はなく、まだそれほど全国的には問題視されていないと言えるでしょう。
自治体の中では、すでに不満が出ている可能性はありますが。
それ以降は恒例に
2013年になってくると、渋谷のハロウィンもかなり本格的になっていますね。
以下の動画が参考になり、
2012年と比較しても、かなり人が増えており、仮装も凝っていますね。
渋谷のハロウィンは過去にも規制の危惧が・・・
可愛らしい渋谷のハロウィンは、徐々に激しくなっていき、社会情勢も含め2020年は自治体もかなり警戒している模様。
ただ、規制を求める声は数年前からポツポツとありました。
2012年以降は非常に盛り上がりを見せる事が多くなっており、
上記は、5年間のデータであり、若干の乱高下はあるものの、年々上昇傾向にはあると思います。
また、本格的に規制を求めるような声が、報道機関にも触れられるようになったのは、2018年あたりからです。
もちろん、それまでにも規制・中止や、渋谷のハロウィンに伴う弊害について触れられた事はありましたが、2018年くらいからは本格的になっています。
やはり、象徴的な出来事としては、軽トラックを横転させるという恐ろしすぎる事件が挙げられます。
先程の過去5年間のデータを見たときに、2018年がピークとなっており、大きくフォーカスされた事が分かるでしょう。
これだけで事態の大きさを図れる訳ではありませんが、渋谷・ハロウィンの弊害がフォーカスされてしまった事件であると言えるでしょう。
また、これ以外にもゴミや交通・騒音等、非常に沢山の問題が指摘されていました。
ある意味、規制が求められるのは当然の結果とも言えるかもしれません。
2020年の渋谷ハロウィンは本格的に中止か
そんな中で、2020年の渋谷ハロウィンが中止になるかも?という見方が多くなっています。
その理由について、いくつか触れていきます。
これまでにも中止・規制が求められてきた
まず、第一に先程取り上げたように、そもそも問題視されており、中止や規制を求める声が大きくなりつつあるという点です。
渋谷のハロウィンを本当に中止にしようとすると、かなりの労力が必要になりそうです。
移動を規制するというのが、現実的な方法でしょうからね。
ただ、警察や自治体が本格的に規制に乗り出せば、話は別でしょう。
渋谷ハロウィンは他県からの人口流入も指摘されており、本当に割りを食っているのは、渋谷に住んでいる方や事業を営んでいる方です。
渋谷に関わっている方達が、自治体に要望を出して、話題になったりすると、中止の可能性は高まりそう。
社会情勢的にも・・・
また、2020年は例年と大きく異るポイントがあります。
それは、やはり2020年の初頭から世界中で広まっている流行り病の事です。
自治体や警察から見ても、大義名分を得たも同然ですから、本気を出せば渋谷のハロウィンくらいは中止する事が可能でしょう。
そもそも、東京は全国的に見ても非常に流行が深刻な地域ですから、そのような観点から見ても、十分に中止をする理由になります。
役所がなにかをする際は、世間が納得するような大義名分が非常に重要です。
今年は、その点から見ると、ピッタリの年でしょうね。
渋谷「ハロウィンは集まらないで」
渋谷のハロウィンについて、渋谷区はこれまで様々な対応・声明を出してきました。
2018年に発生した事件や暴徒ぶりが、全国的に注目されたこともあり、2019年には以下のような会見を渋谷区長が行うほどに。
2018年の事件をきっかけに、2019年には「ハロウィン路上飲酒規制条例」が誕生しました。
条例の概要としては、主に渋谷駅近辺では飲酒等が制限され、警備や仮設トイレの設置等、人員を総動員して2019年は例年よりも、かなり渋谷区がハロウィンに干渉しました。
そのようなこともあってか、2019年は大きな盛り上がりはあったものの、大きな事件は発生しなかったですね。
また、予算としても1億円超えの税金が投入された模様です。
渋谷区はすでに2020年の渋谷ハロウィンについては、集まらないように・・・という声明を出しています。
それでも盛り上がるかもしれない
ただ、上記したのはあくまで「規制・中止」を呼びかけるものではありますが、具体的な対応が発表されている訳ではありません。
そもそも、渋谷のハロウィンの形を考慮したときに、呼びかけのみで中止するのは難しいでしょう。
テーマパークや商業的に行われているイベントであれば、運営側が中止と発表すれば済む話です。
しかし、渋谷ハロウィンのような行事?イベント?流行?の場合は、運営者が存在するわけでも無いので、完璧になくそうと思えば、行政側がガチガチに規制するしかありません。
その点を考慮すると、まだ具体的な規制等の情報は出ていないので(あくまで呼びかけに止まっている)、その是非は置いておいて、盛り上がってしまう可能性もあるでしょう。
もし盛り上げれば、報道機関が取り上げて、また日本中で話題になりそう・・・
まとめ
この記事では、2020年のハロウィンについて「中止・規制されるかも?」という点からご紹介させて頂きました。
例年ほどの盛り上がりを見せないものの、具体的な規制がなければ、2020年も渋谷でお化けを観察出来る可能性は高そうですね。
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