アメリカの大統領選がバイデン勝利で終了したかと思いきや、次は選挙自体が不正に塗れたものだったのでは・・・という話が出てきました。
主にトランプ陣営が、選挙に関する不正を訴えている訳ですが、そんな陣営の中でも注目されているのが「シドニー・パウエル」という弁護士です。
この記事ではシドニーパウエルに焦点を当てて、
- シドニーパウエルという弁護士
- シドニーパウエルの華麗な経歴
- 昔から?トランプ政権との関わり
といった観点について触れています。
シドニーパウエルとは?
大接戦が予想されていたアメリカの大統領選ですが、バイデンの勝利が確実となりました。
選挙中から、トランプ側として訴えていたのが、選挙における不正といったポイントで、勝利確実の報道前から、法廷闘争へ持ち込まれるといった予想はされていましたね。
そんな法廷闘争において、重要な人物の一人であるとされているのが「シドニーパウエル(Sidney Powell)」です。
シドニーパウエルは、トランプ陣営におけるリーガル軍団の顔といった存在で、今回の選挙においては様々なメディアへの取材で選挙に関する不正を発信していますね。
実は、このシドニーパウエルという弁護士。かなりトランプ政権と関わりが強い人物だったのです。
wikiっぽく経歴を紹介
まず、はじめにシドニーパウエルの経歴について詳しく触れていきます。
簡単な経歴
シドニーパウエルはアメリカの弁護士で、独立するまでは検事として活躍していた人物です。
日本で言うところのヤメ検にあたるタイプの弁護士ですね。
wikiっぽく簡単に経歴をまとめると、
- 1978年からキャリアをスタート
- テキサス州・バージニア州で連邦検事補
- 10年間は検事として活躍
- 1993年に法律事務所を設立
- 2001年から1年 AAALの会長に
といった経歴となっています。
ちなみに、大学は、ノースカロライナ大学に通っていました。
アメリカは著名な大学がたくさんあるため、少し見劣ってしまいますが、世界的な大学ランキングから考えると、かなり上位に位置している(100以内には入っている)ため、レベル高い大学であることは確かでしょう。
また、弁護士として以外の活動にフォーカスにあてて見ると、書籍の出版や記事の執筆も行っているため、世間への露出を起こっているタイプの人物のようですね。
弁護士としての手腕
弁護士としての手腕を見ていくと、以下のような法律問題を扱っているようで
- 不動産
- 環境関連
- 石油やガス関連
- 商標や特許等の権利関係
- その他の民事問題
となっており、かなり多岐に担当する模様。
アメリカの超トップの弁護士は、かなり収入が凄いというのは、有名な話ではありますが、シドニーパウエルは、このような典型的なアメリカの成功した弁護士にあたるでしょう。
非常に著名な裁判や事件に関わった経験を持っており、あのエンロンに関する訴訟にも関わっていたようです。
トランプ政権との関わり
大統領選に伴い、シドニーパウエルを知ったという方も少なくないと思います。
ただ、シドニーパウエルとトランプ政権の関係は、大統領選から始まったというよりも、以前から存在していたようですね。
目立った例で行くと、マイケル・フリンの顧問弁護士を、シドニーパウエル氏が務めていたようです。
米国の政治事情に詳しい方なら、記憶に新しい方もいるかもしれませんが、マイケル・フリンとはロシアとの関与が疑われた1件で注目を集めた人物です。
ロシアとの疑惑によって、トランプ政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官を辞任しました。
後に、アメリカの検察やFBI等に目をつけられて、裁判沙汰になった際に、シドニーパウエルがマイケル・フリン氏の顧問弁護士を務めた模様。
今回の大統領選に伴っても、シドニーパウエルが全面に出てきている事を考えると、非常にトランプ政権に近い弁護士であった可能性が高いでしょう。
トランプ陣営の弁護士として目が話せない
大統領選が揺れる中、シドニーパウエルから目が離せません。
陰謀?!シドニーパウエルの刺激的な発言
トランプ大統領が、今回の大統領選に際して不正があったといった認識を示しているのは周知の事実で、法定で争うことになる予定です。
そんな中で、弁護士たちの代表的な存在であるシドニーパウエルは、フォックス・ニュースへの取材等で、
「(今回の選挙について)シリコンバレーやビックテックカンパニー(巨大IT企業)、SNS、メディア等によって計画されたもの」
「選挙結果を覆す準備は出てきている」
「投票に関するソフトに不正があった」
「多数の証拠を持っており、これからも増えるだろう」
といった本当なのか、嘘なのかわからないような発言を行っています。
真意は未だに不明というのが確かな所ではありますが(法廷闘争がはじまった訳ではありませんし)、事実ならアメリカのみならず、世界を巻き込む大騒動になること間違いなしでしょう。
大統領選はまだまだ目が離せない
トランプ大統領は、以下のようなツイートも行っており、
I won the Election!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) November 16, 2020
(私は選挙に勝った!)
このようなツイートを何度も何度も、トランプ大統領は行っており、まだまだ負けは認めないという姿勢を貫きそうですね。
表向きには、投票は既に終了しており、集計結果としてもバイデン確実にはなっています。
トランプ陣営が主張するような事が真実なら、それも見てみたい感じがしますよね。
ただのでっち上げだったとしても、それはそれでトランプ大統領らしいさり際と言えるかも知れません。
まとめ
この記事では、シドニーパウエルとその経歴やトランプ政権との関わりといった観点についてご紹介させて頂きました。
アメリカでは近年、巨大テック企業がやり玉に挙げられる事が少なくありませんが、日本ではまだそのような傾向は見られませんよね。(一部ではありますが)
大統領選にまでその話題が出てくるくらいですから、日本でもそのうちやり玉に挙げられる日が、遠くないかも・・・・
コメント