大御所アーティストの一人「ユーミンこと松任谷由実」。
間違いなく、日本の音楽文化を豊かにした偉人の一人ですよね。
この記事では、そんな松任谷由実さんの収入事情というポイントから
- 松任谷由実(ユーミン)を振り返る
- 印税がかなり凄い事になっている件
- 現在の年収はどのくらい?
という点についてご紹介していきたいと思います。
ユーミンこと松任谷由実と言えば・・・
松任谷由実さん(ユーミン)は、1954年1月19日の現在66歳で、一般的にはバブル景気に沸く日本で、大ヒット曲を次々と輩出した事が知られています。(もちろん、その前後も活躍されていますが。)
松任谷由実さん自身がアーティストとして活躍される事もありますが、作詞・作曲家として様々な場所で、松任谷由実さんの曲が利用されており、非常に幅広い活動を行っています。
そのルーツを探っていくと、6歳からピアノをスタートしており、その後も三味線やベースを始める等、幼少期から音楽に触れる環境に居た事が容易に推測出来るルーツとなっていますね。
中学生になると、外国人が集まってくる飲食店として知られるキャンティに頻繁に出入りしており、この飲食店で知り合った方達の影響で、後に音楽の道を切り開いて行くことになります。
ちなみに、松任谷由実さんの愛称である「ユーミン」という名前についても、このときに付けてもらったあだ名のようです。
気にあるそのあだ名をつけた人物というのが、「シー・ユー・チェン」という中国の方で、非常に有名なブランディングをコンサルする会社の創業者だったようです。
あだ名をつけてもらったのは、14歳の事のようで、中学生にしてなんだか既に凄い人と関わりを持っていた事がわかりますね。
その後、この飲食店が接点となり、松任谷由実さんは「返事はいらない」でデビューを行います。
このシングルは自体はあまり売れなかったのようですが、発売したアルバムである「ひこうき雲」で大ヒットを飛ばします。
その後の活躍については、特筆する必要がないくらい非常に沢山のヒット曲を作詞・作曲されていますね。
松任谷由実(ユーミン)の印税を計算してみる
そんな大御所アーティストだからこそ、やはり松任谷由実さんの印税・収入事情が気になる!という方も少なくないでしょう。これから、印税という観点についてご紹介していきます。
印税の計算方法
印税といえば、本や音楽に関する著作者の収入として、非常に有名な言葉ですが、松任谷由実さんが収入を得ている音楽関係の印税は本よりも少し複雑です。
一般的に本であれば、単純に出版社との兼ね合いで%が決まるものですが、音楽の印税についてはアーティスト、作詞作曲者、レコード会社、JASRAC、音楽出版社等非常に多岐に渡る利害関係者がいます。
そのため、これからご紹介する印税の計算については、あくまで推測であるという点を留意した上で、参考程度に御覧ください。
まず、音楽関係の印税には大きく分けて2つの印税があります。
1つ目が、一般的にイメージしやすい原盤印税ですよね。
これは、CDの売上に関する印税の事です。
ただ、これは今世間で言われているように、そもそもCDが売れないという点はもちろんですが、アーティスト・作詞作曲家に対しても、数%程度しか入ってきません。(契約等によっても異なる)
そのため、そもそもパイが少ない問題と、%の引くさを考慮すると、あまり多くありません。
次に挙げられる印税は「著作権印税」です。
曲を作った時点で、著作権が発生する訳ですが、誰かが、使っただけで発生するものになっています。
(個別具体的なケースにより異なるが、著作権印税の範囲は非常に多岐に渡る)
最も有名なものであれば、カラオケ等から得られる収入もこの著作権印税に含まれます。
そして、この著作権印税における作詞家・作曲家の割合は非常に大きく、両者で合計50%弱の金額が入ってきます。
つまり、作詞家・作曲家が異なる場合は25%弱づつ、同じなら50%が1人のアーティストに入ってくるという事になりますね。
松任谷由実の売上から印税事情の計算
このようなポイントを踏まえた上で、松任谷由実さん(ユーミン)の印税事情を計算したいと思います。
まず、はじめに原盤印税について。この原盤印税は非常に曖昧な部分(契約等によって変わってくる部分もある)ので、仮ではありますが、6%程度に松任谷由実さんの取り分を設定したいと思います。
その点から、計算すると、松任谷由実さんが所属しているユニバーサルミュージックによると
更に、ソロアーティスト並びに女性アーティストとして史上初のアルバム総売上3,000万枚突破を達成。同アルバムはミリオンセラーを記録し、日本が誇るポップスの代表作として、今まだなおロングセラーを継続中。
3000万枚という数字がありますよね。
一般的にアルバムは3000円程度ですので、これで計算すると、合計の売上は900億。
そこから、松任谷由実さんの取り分を6%と仮定すると、54億円となります。
売上の誤差、取り分の誤差等を考慮したとしても、30億~60億円程度の金額に収まる事は確かでしょう。
これほど大きな金額になるのは、やはり松任谷由実さんが作詞・作曲の両方を行っているというポイントが重要です。(二重取りが可能なので)
また、上記したのは一般的に少なくなっていると言われている原盤印税だけの話です。
これにプラスして、著作権印税が入ってるわけですし、カラオケ等の影響で近年はこっちの印税のほうが大きくなりがちな模様。
著作権印税の全体は、CDのようにわかりやすく計算できるものではありませんが、影響力の大きさを考慮すると、数十億円に上っている可能性は高いでしょう。
この点を考慮すると、どれだけ低くても松任谷由実さんが音楽で得た収益は50億~1〇〇億円!なんていう金額になりそうですね。
さすがユーミン。夢があります
現在の年収はどのくらいになる?
次に、現在の年収を計算していきたいと思います。
単純に計算すると
松任谷由実さん(ユーミン)は、1972年から活動を行っています。
この点を考慮し、先程の印税計算を照らし合わせ、最低50億円という計算を行うと、活動年数は48年程度なので、平均年収は1億強程度になるでしょう。
もちろん、これはあくまで平均的な年収の計算であって、大ヒットを飛ばした年、計算には含まれていない収入(テレビ出演、楽曲提供等)を計算すると、もっと大きい年や低い年があると思います。
何れにせよ、常人離れした収入を得ていると言えるでしょう。
現在は全盛期よりも下がっている可能性はアリ
ただ、現在の収入という観点から見ると、全盛期よりも収入は下がっている可能性は否めないでしょう。
というのも、松任谷由実さんが超有名なアーティストで、ヒット曲は今でも利用されている事に間違いありませんが、松任谷由実さんの全盛期はやはりCDが飛ぶように売れていた時期だと思います。
現在は著作権印税が収入の大きな割合を占めている可能性が高いと思いますが、CD全盛期と比べると目減りする部分があるのは確かでしょうね。
まとめ
今回は、ユーミン(松任谷由実さん)の収入事情・印税事情についてご紹介させて頂きました。
この記事で紹介したのはあくまで、一般的に挙げられている計算式を、CD等の売上から推測したに過ぎません。
ただ、音楽業界にはまだまだ夢があるというのは、確かでしょうね。
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