珪藻土が用いられた商品に、アスベストが混入していた等が話題になっていますね。
近年流行りのアイテムだったので、自身の家にあって不安!という方も少なくないでしょう。
この記事では、そんな珪藻土に焦点を当てて、「ドンキやフランフランの珪藻土は安全?」というポイントについて
- 珪藻土とアスベスト騒動の概要
- ドンキの珪藻土は大丈夫?
- フランフランは大丈夫?
- 注意したい珪藻土商品の特徴
という点についてご紹介していきたいと思います。
ニトリ・カインズの珪藻土で・・・
珪藻土と言えば、吸水性や湿気の吸収等に有効で、住宅に用いられたり、近年では便利グッズとして売り出される事が多くなっていました。
そんな矢先、貝塚市のふるさと納税を始め、ニトリ・カインズ等の大手小売店で販売されている珪藻土を用いた商品に、アスベストが混ざっていた事実が発覚しています。
このような事があると、「珪藻土ってそんなに怖い素材なの?」と感じてしまいますが、決してそうではありません。
あくまで危ないのは、珪藻土を用いて製造された商品に含まれていた「アスベスト」です。
なので、この記事では「安全な珪藻土の商品は?」という点から、ドン・キホーテやフランフランで販売されている珪藻土商品についてご紹介していきます。
ドンキの珪藻土のアスベストは大丈夫なのか
まず、はじめに結論からご紹介すると、ドンキの珪藻土商品は安全な確率が高いです。
というのも、ドンキが既に「報道されている工場とは異なり、安全基準を満たしている」という旨の記載を、珪藻土の商品のページに記載しています。
本製品は、ニュースなどで報道されております他社の珪藻土バスマットとは製造工場が異なります。
また、検査にもクリアし、法令に定める安全基準を満たしていることが確認されておりますので、今後とも安心してお使いいただけます。
また、既に厚労省のWEBでも確認出来ますが、厚労省も全ての珪藻土が危険という発表は行っていません。
あくまで「可能性がある商品については点検してください」という旨のを関係している業界に要請しているとの事です。
この点を考慮すると、既にドンキの製品は「安全性が確認されている」と認識しても大丈夫でしょう。(報道があった後の記載のため)
ドンキの珪藻土関連の商品は以下のようなものがあり、
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サイズ等により、異なっていますが、約1000円程度で購入出来るものもありますね。
安全な珪藻土商品が欲しい!という方は、一度チェックしてみても良いかも知れません。
フランフランの珪藻土は安全・大丈夫?
フランフランも珪藻土の商品を扱っているようですが、一部の業者が製造している珪藻土関連の商品について、アスベストに関係する安全性のチェックが済んでいるようです。
というのも、フランフランは非常に多種多様な珪藻土の商品を扱っているため、全ての商品でそのような安全性がチェックされているという旨の情報は確認できませんでした。
Twitterを中心に確認してみると「エヌ・エレファント(n・elephant)」さんという製造元の商品なら、大丈夫という情報もあります。
エヌ・エレファントからは、以下のような発表がされており、
珪藻土製品のアスベスト混入の報道に対しまして
弊社が扱っております珪藻土製品は、生産工場別、製造工程別に検査を行い、
全製品がアスベストの含有がないことを確認済みでございます。
安心してご使用ください。
また、エヌ・エレファントの主要取引先として(会社概要に)、フランフランの名前も確認できたので、フランフランの商品にエヌ・エレファントの商品がある可能性は高いでしょう。(珪藻土の商品なのかは不明ですが)
もしも、フランフランの珪藻土関連の商品が欲しい!と思っている方は、商品ごとにフランフランに問い合わせるか、フランフランから公式の発表を待つしか無いでしょう。
ちなみに、フランフランの商品ページは以下のようになっており、(一例)

「このアイテムについて問い合わせる」という欄があるため、この欄を利用して問い合わせを行えば、アスベストに関係する情報をチェックする事が可能だと思います。
既にフランフランから珪藻土の商品を購入し、大丈夫か心配でたまらないという方は、フランフランに予め商品の概要等を把握しておいて、問い合わせを行ったほうが良いでしょうね。
注意したいアスベストが含まれている可能性のある商品
上記したように珪藻土を利用した商品の全てに「アスベスト」が含まれているといったものではありません。
ただ、厚労省の発表を参考にすると、ある程度注意したい商品の目星をつけることは可能です。
というのも、厚労省が珪藻土のアスベスト騒動における対応として、以下のようなものを挙げており、
今回販売された製品は、禁止前に仕入れた原材料を使用して製造されたものでしたが、同様に古い原材料を使用して製造されているものや、海外から輸入されているものについて、石綿(アスベスト)が含まれているものがないか、関係業界に一斉点検を求めています
この点を考慮すると、
- 禁止前に仕入れた材料を用いたもの
- 古い材料を用いて製造したもの
- 輸入品
といったものについて、関係している業界に対して「点検」を行う事を、要請しているという事が分かりますね。
もしも、上記に該当するような珪藻土を用いた商品をお持ちの方は、一度チェックしてみたい所ですね。
ちなみに、仮にニトリ・カインズ等、該当する珪藻土の商品を持っていた場合は、傷つけないように注意して袋等を掛けて、保管しておくというのが当面の対応になるようです。
まとめ
この記事では、珪藻土を用いた一部の商品について、アスベストのリスクがあるという点について、ドンキやフランフランの商品は大丈夫なのかという点についてご紹介させて頂きました。
珪藻土を用いた商品自体は、非常に便利なのでなんの心配も無く、使えるように関係している団体にはしっかりと調べていただきたいですね。
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