マイケル・ジャクソンが過去に作った建造物として、有名なネバーランド。
それを購入した人物として、ロン・バークルさんの名前が挙がっており、海外ではニュースとして少々話題になっている模様。
この記事では、ネバーランドを購入した人物である「ロン・バークルさん」にフォーカスを当てて、
- ネバーランド購入までの経緯
- ロン・バークルの概要や関わっている事業
- 資産の金額が凄すぎる
といったポイントについてご紹介していきたいと思います。
ずっと売れてなかったネバーランドを23億で購入
マイケル・ジャクソンが着ていた服や、使っていたものが、オークションにて驚くような値段で落札なんていうことは過去に何度かありましたね。
そんな中でも、かなり大きな案件となっているのが「ネバーランド」。
マイケル・ジャクソンが作った大きな財産の一つとして知られており、大きな家と遊園地のような設備が整っている子供にとって、夢のような環境が整備されていました。
ちなみにマイケル・ジャクソンは、このネバーランドの土地を20億円超えの金額で購入しており、マイケル・ジャクソンが持っている伝説の一つしてネバーランドが挙げられる事が少なくないですよね。
そんなネバーランドということで、売りに出された当初はかなり強気の値段設定となっていました。
その金額というのが、1億ドルとなっており、日本円にするとなんと100億円という規模になるのです。
ただ、この価格では売れず、徐々に価格が下がり、最終的にはロン・バークルさんが約2200万ドル、23億円程度の金額で購入しました。
はじめの100億円の売出しは、2015年の事で5年程度掛かって、ネバーランドに買い手がついたという事です。
ちなみに、今回ネバーランドを購入したロン・バークルさんは、マイケル・ジャクソンと過去に親交があった人物のようです。
購入したロン・バークルとは?凄い実業家
ネバーランドを購入した男というだけで、かなり気になる人物ですよね。
これから、ロン・バークルさんは「どんな人?」「どんな事をやってる人?」といった点についてご紹介していきたいと思います。
ロン・バークルのプロフを簡単にまとめる
日本ではあまり知名度のない方なので、プロフィールをまずはじめに簡単にご紹介していきたいと思います。
- 正式な名前 ロナルド・バークル
- 1952年11月12日生まれの68歳
- 職業は実業家
となっています。
ロン・バークルさんという名前で日本でも報道されていますが、正式な名前は「ロナルド」となっています。
これは海外ではよくある略し方で、あだ名のようなものとなっています。
ただ、あだ名といっても報道やメディアに出た際にも、このような略が用いられる事が多く、ロナルド=ロン、アレクサンダー=アレックス、といった表記を見たことがある方が少なくないでしょう。
マイケル・ジャクソンも1958年生まれですから、世代で見るとロン・バークルさんとマイケル・ジャクソンはかなり近い位置にあるのではないでしょうか。
ロン・バークルが関わっている会社・事業
ネバーランドを購入した資産家・実業家のロン・バークルさんが関わっている事業というのは非常に多く、一概には言えません。
ただ、現在は主に投資会社の創業者というのが主な肩書となっており、「The Yucaipa Companies」の幹部となっています。
この投資会社は非常に幅広い分野を扱っていますが、主には
- 軽工業
- 小売
- 食品
- 流通
- スポーツ
- エンタメ
といった業界に対して、投資を行っているようですね。
もともと、ロン・バークルさんの経歴的に小売関係の業種が多く、アメリカで非常に有名な小売企業の合併・買収等を行った経験を持っています。
民主党の熱心な支援者としても知られている
アメリカでは資産家やメディアで有名なセレブが自身の政治的な立ち位置を、オープンにすることが少なくありません。
ロン・バークルさんもその1人で、民主党の熱心的なサポーターとして知られています。
個人としてロン・バークルさんは、数百万ドル、つまり日本円で数億円を超える寄付金を民主党に送っており、民主党関係のイベントで1億ドルを超える募金を集めた事もありました。
また、大統領を経験しており、アメリカの著名な政治家であるビル・クリントンと親交の深い人物として知られており、政権時代にも親密な関係であった事が知られています。
それだけではなく、自身の関係する投資会社の幹部の1人としてビル・クリントンを雇用した事もあるようですね。
民主党の支援者というよりも、民主党員と非常に親交の深い人物という方が適切かもしれません。
ロン・バークルの資産が凄すぎる件
次に、ネバーランドを23億円で購入できたロン・バークルさんの資産・財力という点にフォーカスを当てて、ご紹介していきたいと思います。
資産は15億ドルとも
ロン・バークルさんは、個人・投資会社として非常に多くの出資を行っており、資産はかなり凄い事になっています。
その額15億ドル、日本円にすると、1500~6000億円程度の規模感の資産を持っているという事になりますね。
日本だとお金配りおじさんとして知られている前澤さんが、これに近い資産だと言われています。
世界の長者番付としては、600位程度の順番だと見られており、世界上位に入るレベルの資産家だと言うことが分かります。
これだけ資産があれば、ネバーランドの購入もそれほど難しくはないでしょうね・・・
ネバーランドだけじゃない凄い邸宅
ネバーランドという不動産も凄いですが、ロン・バークルさんはそれ以外にも色々と凄い自宅を持っています。
これは、カルフォルニアにあるロン・バークルさんの自宅のようです。
写真だけでも分かる映画感。映画に出てくる典型的な大富豪の豪邸という感じがしますね。
この自宅には9つのベッドルーム、13個お風呂があるようで、カルフォルニアの中でも最も豪華な邸宅の一つのようです。
いろんな人を集めてパーティをする等の用途はあるとは思いますが、それにしても13個もお風呂は要ります?
購入時は15億円程度(1999年)だったようですが、2012年では30億円に資産価値は増えているようです。
現在だともっと凄いことになってそうですね。
慈善事業に精を出している人物としても知られている
ただ、ロン・バークルさんのお金の使いみちは豪華な邸宅だけではありません。
アメリカの資産家やセレブは慈善事業に対して精力的に行っている事が少なくなく、日本でも有名な人物だとビル・ゲイツが非常に大きな規模で慈善事業を行っている事が知られていますね。
ロン・バークルさんも「Ronald W. Burkle Foundation」、「ロナルドバークル財団」という財団を通じて、教育等に関する慈善事業を行っているようです。
また積極的に、子どもの貧困に関する募金活動や社会問題に関する活動を行っており、お金と優秀な頭脳を慈善事業にも使っているようです。
まとめ
この記事では、ネバーランドを購入した大富豪であるロン・バークルさんにフォーカスを当てて、様々なポイントをご紹介させて頂きました。
日本でこの規模のお金持ちってかなり数が限られますが、アメリカではこの規模がかなりの数居るので、すごいですね・・・
さすが、アメリカンドリームという言葉を作った国です。
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