カマラハリス副大統領は反日か?政策や思想から日本への政策をチェック

政治

就任式を間近に控え、トランプ・ペンス体制から、バイデン・ハリス体制へ以降する事になります。

どちらを応援していたにせよ、やはり気になるのは「日本への姿勢はどうなるのか?」というポイントでしょう。

この記事では、副大統領になるカマラハリス氏と日本という観点で、以下のようなポイント

  • カマラハリス副大統領と反日
  • カマラハリス副大統領の政治的なポジションについて
  • 民主党と日本

について、ご紹介していきます。

カマラハリス副大統領の反日か心配・・・

「カマラハリス副大統領は反日じゃないのか?大丈夫?」

アメリカでは、女性初の副大統領が誕生する事になります。

その人物はカマラハリスで、これからカマラハリス副大統領となる訳ですね。

副大統領というのは、仮に大統領が何らかの危機的な理由によって、仕事をできなくなった時に、代わりに大統領としてアメリカを動かす人間として仕事をする人物です。

一番はじめに大統領職を引き継ぐのが、副大統領です。

現在の日本の内閣では、麻生太郎氏が内閣総理大臣臨時代理の継承トップです。

つまり、麻生太郎氏的なポジション(一概に比較できませんが)なわけですから、カマラハリス副大統領はかなり影響力を持った人物になる訳です。

そうなると、やはり日本側として気になるのが、カマラハリス副大統領の日本に対する姿勢は?という点でしょう。

このような権限のある人物が反日だったら、かなり日本にとっては脅威ですよね。

もちろん、アメリカと日本は同盟関係ですから、表立って「反日です」なんて事は言わないでしょうが、やはり腹の中が気になるところです。

 

 

 

 

カマラハリス副大統領の政策・思想について

カマラハリス副大統領の日本に対するポジションはどうなのか?という点を探るために、カマラハリス副大統領の政策や思想等の政治的ポジションにフォーカスを当てていきたいと思います。

カマラハリス副大統領が主張する政策の分野

総評すると、カマラハリス副大統領の政策は共和党の真反対です。

かなり、リベラル的な政治家であると言えるでしょう。the・民主党という感じ。

アメリカのサイトで、面白いサイトを見つけました。VOTE SMARTというサイトで、各団体・ポジションに対するカマラハリス副大統領の肩入れ具合をレーティングしたものです。

The Voter's Self Defense System
Vote Smart provides free, unbiased, in-depth information about current officials, candidates, issues, legislation, and voting. Non-partisan and nonprofit since ...

このサイトの情報を参考にすると、カマラハリス副大統領が熱心に関わっている団体には以下のようなものが挙げられるようで、

  • ARA
    (主に引退した人が所属している非営利団体)
  • AFL-CIO
    (1200万人が所属している労働組合)
  • NAACP
    (主に有色人種の地位を向上する事を目的とした協会)
  • HRC
    (最大のLGBT関連の団体)
  • CDF
    (子供の各問題に対処するための団体)
  • NAPO
    (米警官の団体)

あくまで一部で、これ以外にもカマラハリス副大統領が応援している団体はあるようですが、その多くは「人権・労働・貧困・子供」等の社会問題を扱った団体です。

個別具体的な政策に関しても同様な事が言え、医療を中心とした社会保障・マイノリティー・教育といった事に関する政策を主張している事が多く、その内容はどれも民主党的です。

カマラハリス副大統領の思想

民主党である事からもわかりますが、思想はリベラルな政治家です。

もちろん、民主党の中でも極左から穏健派までいますが、アメリカのメディアをチェックしてみると、穏健派という評価・もしくは一般的なリベラル議員と評価される事が多いようです。

思想に大きく関わる問題に対するカマラハリス副大統領のポジションは、

  • 中絶の禁止 否
  • 死刑 否
    (事例によって検討するべきとしながらも否定的)
  • ドラッグの合法化 賛
    (当初は否定的だったが、後に賛成へ)
  • 銃規制 賛
    (銃規制を全面的に支援)

となっています。

日本の感覚だとあまり理解出来ませんが、中絶というのは宗教的な背景もあり、かなり思想に関わってくる部分です。

アメリカでは70年代以降、中絶を認める方向となっていましたが(最高裁の判決がきっかけで)、一部の州で「中絶禁止(仮に暴行によるものであったとしも)」といった方針を取る州が出てきたのです。

19年からその動きが加速しており、カマラハリス副大統領を含める民主党系議員は大批判しました。

女性の自由な権利には積極的な一方で、民主党は銃規制には賛成です。

日本からすると奇妙な問題ですが、自由の国・アメリカにも様々な問題がある模様。

カマラハリス副大統領の政策・思想とも、個別具体的な件に対する細かな意見はあるものの、全体的な方向としてはやはり民主党全体の方向性とそれほど違いはありません。

驚くほど日本に関する情報が無い件

カマラハリス副大統領の政策・思想を把握した上で、日本にはどのような姿勢を取るのか?反日なのか?という点を探っていきましょう。

カマラハリス副大統領と日本に対する情報は、日本ベースでもアメリカベースでも、ほとんど見つかりません。

びっくりするほど見つからないのです。

ただ、同盟国に対する(主にNATO)に対する友好的な発言はいくつか行っています。

この点から、ヨーロッパと友好的な関係を築きながら、軍事的な連携を強化していくという方針は変わらないでしょう。

19年にはアメリカの下院にて、NATOからの離脱阻止をする法案が提出され、民主党は全員賛成に回りました。(一部の共和党員が反対に回ったものの、多数は賛成に)

民主党の全体の方針もNATOに友好的なポジションですし、この点を考慮すると、NATOにおける同盟強化を行うのは明白でしょう。

一方で、日本とアメリカの関係については、それほどフォーカスされていません。

カマラハリス副大統領がわざわざ日本に対するネガティブな発言をしていない事を考慮すると、よく言うと反日ではない、悪く言うと無関心といったところでしょうか。

ちなみに、アジアという観点から見た時に、中国・北朝鮮には以下のような旨の発言を行っており、

  • 対中貿易戦争を批判
    (トランプの対中方針に対して)
  • 中国の人権弾圧を大批判
    (ウイグルに関するもの、香港のデモに支持表明)
  • 何度も北朝鮮批判を繰り返している
  • 北朝鮮について「深刻な安全保障問題」と発言

北朝鮮に関する問題では日本と共通する脅威を共有しているものの、対中政策に関しては貿易戦争に否定的です。

アメリカ国内における中国に対する評価、人権弾圧という観点から、あからさまに友好ムードへという訳には行かないでしょうが、今よりも友好的な対応を取る可能性はありそうですね。

日本への政策にダイレクトに影響する訳ではありませんが、こうなると日本と中国の関係にも影響が出てくる事は必然でしょう。

ちなみに、現代の日本に対してダイレクトに影響するものではありませんが、過去のアメリカにおける日系人の待遇については、以下のような主張をしており、

(1942年の今日、FDRは12万人の日系人を強制収容する大統領命令に署名しました。これは我々の国の恥ずかしい歴史ですが、無かったことには出来ません。私は去年、二度と同じような事が起こらないように、防止するための法案を作りました)

少なくとも、FDR(フランクリン・ルーズベルトのこと)のような思想を持っていない事は確かでしょう・・・・

 

 

 

 

民主党における対日本への政策

カマラハリス副大統領は民主党の政治家です。そのため、民主党と日本という観点からも、アメリカにおける日本への政策がどう変化するのか、チェックしていきましょう。

一般的な民主党×日本という観点から見た時に行われる事が多い評価は、民主党と共和党を比較した時に「民主党は反日である」というものです。

このような認識に至ったのには、いくつか要因があると見られています。

まず、はじめに最も大きいのがWW2におけるアメリカの政党でしょう。

日本に原爆を投下する事を決定したのは、フランクリン・ルーズベルトであり、彼は民主党の政治家です。

そして、彼は記載したくないような日本に対する差別的な発言を行っていた事も有名ですね。

一方で、共和党出身であるアイゼンハワー大統領は、原爆投下に否定的な人物であった事が知られています。

(フランクリン・ルーズベルトは32代大統領、アイゼンハワーは34代)

このようなWW2と戦後における共和党出身・民主党出身の大統領の認識の違いが、民主党が反日であるという評価の根拠にされる事が少なくありません。

また、自民党と共和党の親和性についても、相対的に民主党が反日であるという評価につながっているという評価もあります。

というのも、共和党も自民党も保守的な政党であり、自民党は長らく日本の政権を握っていますからね。

同時に70年以降は、アメリカでも共和党が政権を握る事が多くなっています。

(民主党は3人の大統領、共和党は6人の大統領)

両党とも親和性が高く、なおかつ政権を握っている期間が長かったと。

そのため、両国の関係が円滑に進みやすい = 共和党は親日である、一方で相対的に民主党は反日であるという評価につながっていると。

ただ、このような背景はあったものの、近年の民主党大統領はそれほど、対日政策で派手なアクションは取ってきません。

オバマ元大統領は広島に訪問しましたし、常任理事国参加への支持も表明していました。

バイデン大統領はそんなオバマ元大統領の右腕だったわけです。

カマラハリス副大統領が仮に反日的な人物だったとしも、近年の傾向から見て、ものすごく大きな大変動みたいなものは発生しない可能性が高いのではないでしょうか。

 

 

 

 

まとめ

この記事では、カマラハリス副大統領と日本というテーマで、様々なポイントをご紹介させていただきました。

現状ではカマラハリス副大統領と日本の接点はそれほどありませんし、目立った発言も特に見当たりませんでした。

現状では、無関心と言えるような状況でしょう。

ただ、日本にとって重要な同盟国の副大統領である事は確かなので、少しでもポジティブなイメージを持っていてほしいところですね。

 

 

 

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