外国人タレントの代表的な存在であり、日本でも大きな知名度を持っているセイン・カミュさんについて、気になる
という点についてご紹介していきたいと思います。
セイン・カミュのプロフィール・経歴
セイン・カミュさんの簡単なプロフィールをまとめると、以下のようになっています。
- 名前 セイン・カミュ(thane alexander camus)
- 出身 アメリカ
- 年齢 1970年11月27日・49歳
- 母親がイギリス人・父親はアメリカ人(フランス系)
セイン・カミュさんと言えば、かなり端正な顔立ちをしており、なおかつ外見でありながら、ネイティブな日本語をしゃべる事で知られています。
今でこそ、ハーフであろうが、なかろうが流暢な日本語をしゃべる事が出来る人はいくらでもいますが、現在49歳のセイン・カミュさんの若い頃はかなり特別な存在であった事は確かでしょう。
気になるのは、なぜここまで日本語が上手いのか?という点ではないでしょうか。この点は、セイン・カミュさんの経歴を辿ると、すっきりと理解します。
セイン・カミュさんはまずアメリカで産まれ、血が繋がっている父親がイタリア系のアメリカ人男性という事になります。
しかし、その後両親は離婚し、セイン・カミュさんの母親は日本人男性と結婚する事になります。アメリカ人と結婚する日本人という事で、やはり仕事柄的に世界中を回る事が多かったようです。
このような生い立ちもあってか、最も得意な言語は英語としながら、様々な言語を操る子供となります。
小学生になると、これもまた父親の仕事の関係で日本に渡航する事になり、日本で長期間生活する事になります。小学生の頃から日本に居るので、日本語はもちろんネイティブと変わりません。
日本語は世界一難しい言語なんて言われますが、読み書きまで完璧なセイン・カミュさんの理由がここで分かりますね。
このような生い立ちだったため、日本語はかなり堪能でしたが、やはりかなり家庭内がインターナショナルな環境だった事もあり、英語も問題なく利用できます。
そのような事もあってか、大学生になるとアメリカに留学します。アメリカの大学では彼女ができて、当時結婚まで真剣に検討する間柄だったようです。
しかし、残念ながら失恋し、そのショックから日本に帰国、大学を退学しました。凄いですね、なんかドラマみたい笑
日本に帰ってきた後は、モデル活動等と行いながら、笑っていいともに出演。日本人からすると、見た目は観光に来ている外国人ですが、完全に中身は日本人です。
つまり、考えている事や趣味趣向・習慣等は日本文化が根付いているので、笑っていいともでアニメのディープな内容を発表した事で一躍有名になり、その後の活動に繋がりました。
セイン・カミュ・事務所騒動で消える
上記のような事もあってか、2000年代前半にはセイン・カミュさんは日本のテレビ番組でかなり露出するようになります。
この時期にテレビをよく見ていた世代というのは、セイン・カミュさんの端正な顔立ちと流暢な日本語が強く印象に残っている事でしょう。
また、流暢ではない(フリをしている?)ボビー・オロゴンさんと流暢な日本語をしゃべるセイン・カミュさんの絡みが特に印象に残っているという方も多いはずです。
積極的に芸能界で活動していたセイン・カミュさんですが、2004年の後半には事務所と出演料に関してかなり大きな揉め事が発生します。
この揉め事が発生した事によって、2005年以降は様々な番組を降板する事になり、その後露出が減ります。実はこの裏側には所属していた事務所の圧力があったとも言われており、セイン・カミュさんにとっては大きな損失ですね。
セイン・カミュさんは後に友達の事務所に移籍する事になりますが、ここでもひと悶着が発生。
なんと、もともと所属していた事務所が、10年間の契約を結んでいたのに、移籍された事によって損失が発生したという事で、約1億円の損害賠償を請求される事になります。
その後、セイン・カミュさんは移籍は正当であるとし、それに加えてもともと所属していた事務所が営業妨害をしたとし、逆にセイン・カミュさん側から約1億円の損害賠償を請求する事になります。
なんだか、かなり揉めてきました・・・
裁判では一審・二審ともセイン・カミュさん側が勝利しており、2009年には和解する事になりました。一審・二審を勝訴している事を考えると、大方和解内容もセイン・カミュさん側に有利な内容で合意された可能性が非常に高いでしょう。
セイン・カミュの現在について
これまでの経緯等もあり、メディアへの露出が減ったしまったセイン・カミュさんですが、現在ではナレーター・メディアへの露出が徐々に増えるようになってきました。
また、2015年にスタートし、2016年にストップしていたYoutubeでの活動も2019年に再開して、活動を行っています。
昔と比較すると、やはりメディアへの出演や露出というのは、若干減った感が否めませんね。しかし、精力的に活動しているのは事実のようです。
また、仕事面で見た時にあれほど流暢に英語・日本語が操れる人材というのは少ないと思うので、英語講師等言語に関する仕事等で十分に活動していく事が可能だと思います。
個人的には、ボビー・オロゴンさんとセイン・カミュさんが一緒に出演して、またあのミニコントみたいな絡みが見てみたいですね。
セイン・カミュと事務所独立・現在についてまとめ
今回は、セイン・カミュさんについて
- セイン・カミュさんは6歳から日本に居る
- 事務所と出演料を巡って揉める
- 裁判では和解
- 現在でも精力的に活動されている
という点についてご紹介させて頂きました。
日本の芸能界には、著名な外国人タレントがいますが、その名の代表格とも言えるセイン・カミュさんには、これからも沢山活躍して欲しいですね。
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